うつぼやのこだわり

料理を愛するすべての人々へ

皆様の「感動」のお手伝いをさせて
いただきたいと願っています。
美味しい料理をかこむ時、そこには人々の幸せに
溢れた笑顔があります。美味しい料理とは
「感動」であると、私たちは、そう思っています。
料理は、想像力豊かな、とてもクリエイティブ
なものです。私たちが提供する商品は現在、
和食という範囲に止まらず、中華、イタリアン、
フレンチなど、世界各国の実に数多くの料理人から
求められています。料理に夢と情熱を注ぐ皆様へ、
もちろん開業予定という方も、どうぞ、ご遠慮なく
お問合せください。少しでも皆様にお役に
立てますように、私たちも、よりクリエイティブに、
そして、わがままなまでに、これからも天然原料を
追求し、ご満足いただける商品を提供いたします。
是非、一度、私たちの商品をご利用してみてください。
そして、どうぞ、皆様のご感想を、こだわりを
お聞かせください。国境、ジャンルを超えて、
まさしく料理を愛するすべての人々へ、
皆様の「感動」のお手伝いをさせて頂きたいと、
私たちは願っています。

※ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」。
世界に認められた和食のベースになるのが「出汁」です。

そば(関東向け)の出汁素材

濃い醤油に負けないよう、旨みの強い枯節が一般的。枯鰹節をベースにアクセントとして、枯宗田節や枯鯖節を入れます。かけ汁には昆布や椎茸も良く合います。
[枯鰹節・枯宗田節・枯鯖節・昆布・椎茸など]

枯 鰹厚削り

鰹花かつお

枯鯖節

枯宗田節

昆布

椎茸

辛汁
(もり汁)

【材料】(レシピは目安です。)

  • 湯量10リットル
  • 枯節の厚削り800g
  • 返し(濃口醬油:みりん:砂糖=2000ml:200ml:400gの割合です)

※返しは、あらかじめ作っておきます。残った返しは次回に使えます。

【作り方】

  1. お湯を沸騰させます。
  2. 煮え切ったお湯をいったん弱火にして、厚削りを入れます。
  3. 中弱火(厚削りがゆらゆら動く程度)で約45分、丁寧に煮出します。
  4. しっかり出汁が出ていてある程度に詰まっているのを確認したら出汁を取り出し濾します。
  5. 返しと出汁を1:3の割合で混ぜ合わせ完成です。

甘汁
(かけ汁)

【材料】(レシピは目安です。)

  • 湯量10リットル
  • 枯節の厚削り400g
  • 昆布10g
  • 返し(濃口醬油:みりん:砂糖=1000ml:100ml:200gの割合です)

※返しは、あらかじめ作っておきます。残った返しは次回に使えます。

【作り方】

  1. 水の状態に昆布を入れます。(出来れば1時間以上前から)
  2. 1を火にかけ湯が沸騰する寸前に昆布を取り出し、厚削りを入れます。
  3. 中弱火(厚削りがゆらゆら動く程度)で約25分、丁寧に煮出します。
  4. しっかり出汁が出ているのを確認したら出汁を取り出し濾します。
  5. 返しと出汁を1:9の割合で混ぜ合わせ完成です。

うどん(関西向け)の出汁素材

温かい汁を基本に、荒節、裸鯖節などの香り際立つ節を使用するのが多く、うるめ節、煮干、昆布、椎茸も良く合います。
[荒節・裸鯖節・うるめ節・煮干・昆布・椎茸など]

荒節

うるめ節

裸鯖節

昆布

椎茸

かけ汁

【材料】(レシピは目安です。)

  • 湯量12リットル
  • 裸節の薄削り600g
  • 煮干し200g
  • 昆布60g
  • 返し(薄口醬油:みりん=600ml:600ml)

※返しは、あらかじめ作っておきます。残った返しは次回に使えます。

【作り方】

  1. 水の状態に煮干しと昆布を入れます。(出来れば1時間以上前から)
  2. 1を火にかけ湯が沸騰する寸前に薄削りを入れます。
  3. そこからお湯が沸騰する寸前に火を止め削り節が鍋の底に沈むまで待ちます。
  4. しっかり出汁が出ているのを確認したら出汁を取り出し濾します。
  5. 返しと出汁を1:9の割合で混ぜ合わせ完成です。

日本料理の基本の出汁素材

日本料理において、出汁は味の基本。花かつお、昆布(利尻昆布をおすすめ)は、椀物、煮物、鍋物など、さまざまな日本料理へ万能な出汁が引けます。
[花かつお・利尻昆布など]

料理を作る上で鰹節の量をどれくらい入れたらいいのかというご質問がよくありますが、目安は以下の通りです。

●飲む汁、吸う汁は湯量の3~4%の鰹節類を入れていただくとしっかりとした出汁が効き美味しくいただけます。
逆に多く入れすぎると出汁感が強すぎて飲む汁、吸う汁としては美味しくいただけません。

基本的にはこの割合が各料理に万能です。
お好みはございますが、これらを目安にして頂けたら良いかと思います。
例)お味噌汁、お吸い物、おでんつゆ、温かいそばつゆなど

●味付けが薄く出汁感の効いた素材料理や蕎麦のもり汁のような味の濃い汁は湯量の7~8%の鰹節類を入れていただくとしっかりとした出汁が効き美味しくいただけます。
例)冷たいそばつゆ、お浸しなど

荒節

昆布

ラーメン・つけ麺店でのタレ・スープ素材

スープ

日本のラーメンにおいて、スープを構成する出汁は最も重要な要素であり、日々新しい味が生まれています。
当社の豊富な商品群を組み合わせることでスープのコクと味わいは無限に広がります。
[鰹荒削り・枯鰹削り・裸宗田削り・裸鯖削り・昆布・椎茸・干しエビ・片口煮干・アジ煮干・平子煮干・あご煮干・さんま節・イタヤ貝・ラーメンだしパックなど]

※ラーメンはオリジナル性が高いため、数字は控えます。あくまで使用素材の目安です。

【魚介醤油ラーメン】
あらかじめ昆布、椎茸、煮干を水に入れて一晩冷蔵庫に入れて水出しをします。
※あらかじめ旨味を抽出します。
煮干の臭いが気になる場合は、フライパンや鍋で焦げない程度に軽く炒ってからご使用ください。
水出ししたものを火にかけ、中火で75℃位まで温度を上げ昆布、椎茸、煮干を取り出します。※温度を上げすぎると苦味や雑味が出ます。
煮干の濃度を上げたい場合は砕く様にかき混ぜるとパンチが出ます。
90℃位まで温度を上げお好みの削り節を入れます。沸騰しないように気を付けながら厚削りなら20分~30分ほど煮出します。削り節の種類や煮出し加減はお好みで調整してください。貝類を入れていただくと独特の旨味と香りが増します。
ダブルスープの場合は動物系と合わせます。
動物系のスープに直接削りや煮干、昆布などを入れていただくと濃厚に仕上がります。

鰹荒削り

片口煮干

昆布

椎茸

イタヤ貝

タレ

イタヤ貝柱、するめ、昆布などを使用することで、より深いコクと風味が得られます。
[厚削り・イタヤ貝柱・するめ・昆布など]

【魚介ラーメンダレ(かえし)】
濃口醤油に酒、みりん、砂糖、塩、削りや煮干を入れ火にかけます。冷まして冷蔵庫で一晩寝かせてから使用します。牡蠣煮干、あさり煮干を入れると更に旨味が増します。

【魚介香味油】
お好みの油に砕いた削りや煮干を入れて低温でゆっくり火にかけ油に香りや旨味を移していきます。ネギやしょうがニンニクなどを入れると更に味の幅が広がります。
干しエビなどもおすすめです。
前日から油に浸けておくと更に香りが増します。
網などで濾して完成です。

イタヤ貝

昆布

するめ

鰹荒削り

トッピング

鰹花粉パウダー、焼きエビパウダー、干しエビ・焼き海苔などのトッピング商品も多数取り揃えています。
[鰹花粉パウダー・鯖花粉パウダー・煮干パウダー・焼きエビパウダー・アジパウダー・干しエビ・焼き海苔など]

【トッピング】
トッピングをすることによって見栄えや料理の味が豊かになり目で楽しめることもでき、より料理への食欲が湧き立ちます。
パウダー、海苔なども用意しております。

鰹花粉パウダー

干しエビ

煮干パウダー

焼きエビパウダー

焼き海苔

割り
スープ

つけ麺の割りスープにも出汁は欠かせません。うつぼやでは「ラーメンだしパック」を4タイプご用意しています。
[8種魚系だしパック「極」・干系ラーメンだしパック・節系ラーメンだしパック・節系ラーメンだしパック(エビ入)]

【材料】(レシピは目安です。)

  • 湯量12リットル
  • だしパック100gを4袋

【作り方】

  1. お湯を沸騰させます。
  2. 沸騰したお湯をいったん弱火にして、だしパックを入れます。
  3. 中弱火(だしパックがゆらゆら動く程度)で約20分、丁寧に煮出します。
  4. しっかり出汁が出ているのを確認したらだしパックを取り出し完成です。

そのまま寸胴、鍋、またはポットに入れて馴染ませることによってより出汁が美味しくなります。

だしパック